2021/01/21
2021(令和三)年1月21日
大津市
日本ユニシス株式会社
株式会社きゅうべえ
大津市
日本ユニシス株式会社
株式会社きゅうべえ
MaaSアプリ「ことことなびサイクル」を活用した
シェアサイクル実証実験 2月1日(月)サービス開始
○お得な1日利用券購入、観光案内、クーポンなどを一体で提供
○withコロナにおける「安心・安全」な市内観光を促進
○通勤・通学等市民生活の足としてのチョイ乗りも可能
大津市(市長:佐藤 健司)、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:平岡 昭良)、及び株式会社きゅうべえ(本社:京都府京都市、社長:谷口 創太)は、MaaS(Mobility as a Service)アプリ「ことことなびサイクル」を活用した乗り捨て型レンタサイクル(通称:シェアサイクル)の実証実験を2月1日(月)から開始します。
「ことことなびサイクル」は、シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売に加えて、観光案内や飲食店・観光施設などで利用できるクーポンなどを提供し、withコロナにおいても「安心・安全」な市内観光を提案することで観光客誘致と地域消費を促し、市民の皆様にも、通勤や通学等生活の足としてご利用いただくことで、公共交通の補完やラストワンマイルの解消を目指します。
今回の実証実験を通じて、withコロナを意識した屋外での移動による新しい観光モデルの造成や翌年度以降の本格運用に向けたビジネスモデルを検討してまいります。
詳細は別紙をご覧ください。
※「ことことなびサイクル」は、大津市や日本ユニシス株式会社等が中心となり、これまで実証実験を実施してきたMaaSアプリ「ことことなび」をベースに、新たに開発したアプリとなります。
▲MaaSアプリ「ことことなびサイクル」
※本実証実験は、観光庁による「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業として選定されております。
(別紙)
1 MaaSアプリ「ことことなびサイクル」を活用したシェアサイクル実証実験について
概 要 MaaSアプリ「ことことなびサイクル」にて、シェアサイクルが一日乗り放題のデジタルチケットを販売するほか、観光スポットや近隣店舗等の立ち寄りスポット、クーポン情報等を提供し、地域内移動の利便性向上、誘客・周遊の促進についての効果を検証します。
主 催 大津市、日本ユニシス株式会社、株式会社きゅうべえ
期 間 2021年2月1日(月)~3月31日(水)
※詳細は下記特設ページをご確認ください。
URL:https://kotobike.jp/cotocotonavi_cycle/
2 今回の実証実験のポイント
シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売に加えて、観光案内、飲食店や観光施設などで利用できるクーポンなどを提供し、withコロナにおいても「安心・安全」な市内観光を提案することで観光客誘致と地域消費を促進し、通勤や通学等生活の足としてご利用いただくことで、公共交通の補完やラストワンマイルの解消、withコロナにおける新しい観光モデルの造成、翌年度以降の本格運用を目指します。
3 MaaSアプリ「ことことなびサイクル」について
主な機能 ・観光スポット、近隣店舗等の立ち寄りスポット案内(無料)
・一日乗り放題デジタルチケット購入機能(クレジットカード決済)
・クーポン配信(無料) ※1日乗り放題デジタルチケット購入者のみ利用可
配信期間 2021年2月1日(月)~3月31日(水)
※アプリは、iOSをご利用の方はApp Store、Androidをご利用の方はGoogle Playからダウンロードできます。
▲MaaSアプリ「ことことなびサイクル」操作画面
左からトップ画面、チケット購入、スポット情報、クーポン検索
左からトップ画面、チケット購入、スポット情報、クーポン検索
4 1日乗り放題デジタルチケットについて
発売期間・通用期間 2021年2月1日(月)~3月31日(水)
発売価格 500円※(「kotobike」における24時間通常料金 1,300円)
※MaaSアプリ「ことことなびサイクル」でのみ購入できる特別料金です。
※チケットの有効期限はご利用開始日の23:59までです。
※ご利用の際は、購入時に「ことことなびサイクル」より発行される
クーポンコードを株式会社きゅうべえのスマートフォンアプリ
「kotobike」において、入力して利用ください。
※上記一日乗り放題以外については、直接スマートフォンアプリ
「kotobike」からご利用ください。
(例:15分60円、6時間600円、12時間1,000円、24時間1,300円)
5 kotobike(コトバイク)について
特 徴 kotobikeは1957年創業の京都の自転車専門店“きゅうべえ”が運営するシェアサイクルサービスです。貸出とは別のポートにも返却可能で、アプリで簡単に施錠・解錠・決済が可能。自転車は、乗り心地や安全性を追求して開発したオリジナル自転車を使用。体の大きな方も漕ぎやすい26インチの車体、オートライト、長距離や坂道も走りやすい3段変速を採用しています。
台 数 30台(大津市内)
ポート数 15箇所(大津市内)
ブランチ大津京(びわっこ広場横)、JR大津京駅、大津市役所、長等支所、明日都浜大津、フレンドマート大津なかまち店、JR大津駅、大津市民会館、JR膳所駅、Oh!Me大津テラス、アヤハディオ大津店、曳山展示館、フレンドマート大津西の庄店、びわ湖大津プリンスホテル、セブンイレブン大津木下町店
▲シェアサイクル写真とポート(いずれもイメージ)
■大津市の取り組み
大津市は、持続可能なまちづくりの実現に向け、多様なモビリティを1つのネットワークとして結びつけるとともに、モビリティと地域の経済活動をつなぐMaaS(Mobility as a Service)の実装に向けて積極的に取り組んでいます。2019年11月から12月、2020年10月から12月に市街地中心部及び比叡山周辺においてMaaS実証実験を実施しました。
今回は、観光客に向けて、withコロナにおいても「安心・安全」な市内観光を提案するとともに、市民の日常の足として、公共交通の補完やラストワンマイルを解消することを目的に、MaaSと連携する新しいモビリティとしてのシェアサイクルを検証します。
■日本ユニシス株式会社の取り組み
日本ユニシスグループは、中期経営計画「Foresight in sight 2020」の重点施策のひとつに「スマートタウン = 生活者ファーストの共感型社会の創出」を掲げています。
スマートタウン事業において、交通課題解決と街中の活性化を通じた魅力的なまちづくりを地域と一体となって進めています。デジタルの力で、移動と生活をより結びつけることで移動需要を喚起し、公共交通の利便性を向上させることで過度な自家用車依存を低減する移動社会を実現します。また、こうした活動を通じて得られた移動や生活に関するデータを分析し、まちづくりにも活用してまいります。今回の実証事業を始め、複数の地域で「移動×生活」のモデル事業を展開しており、引き続き実用化に向けて取り組んでまいります。
■株式会社きゅうべえの取り組み
きゅうべえは、ラストワンマイルの移動手段としてシェアサイクル事業(kotobike)に積極的に取り組んでいます。kotobikeは日本で唯一、自転車専門店がアプリ・スマートロックの開発、サービス運営を一気通貫で提供するシェアサイクルサービスです。新たなモビリティサービスを提供することで、都市交通の課題解決を目指しています。
シェアサイクルのみならず、各地方自治体と連携して、自転車による地域活性化・まちづくりにも注力しています。自転車イベントの開催、サイクリングコースの造成、サイクリストの誘客など多方面の取り組みを行っています。今後も自転車の可能性を追求し、地域活性化・まちづくりに貢献する活動に取り組んでまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
■大津市
・本実証実験に関すること
産業観光部観光振興課、電話:077-528-2756、E-mail:otsu1604@city.otsu.lg.jp
・MaaSの取り組みに関すること
建設部地域交通政策課、電話:077-528-2736、E-mail:otsu1801@city.otsu.lg.jp
■日本ユニシス株式会社
広報部 PR室、電話:03-5546-7404、E-mail:i-box@unisys.co.jp
■株式会社きゅうべえ
広報グループ、電話:050-1746-1200、E-mail:bicycle@qbei.co.jp
以 上